2023/05/28

お知らせ&院長のブログ

富山剱の会例会発表 2023

 今年の発表は,偶然にも昨年同様5月となりました。今回は,咬合崩壊した口腔内をできる限り歯を残し,欠損補綴で咬合再構成した(初診から10年,メインテナンスに入って8年半の)症例を提示しました.患者さんの一人ひとり異なる口腔内の状況といった個体差や,年齢や健康状態あるいは生活環境といった個人差を考慮して,その後口腔内で何かしらのトラブルがあっても,咀嚼機能が維持できるように生体侵襲的にも,時間的にも,経済的にも負担を最小限にとどめてすぐ対処できる治療計画(補綴設計)が大切なのではないかと主張させていただきました.