2022/06/16

お知らせ&院長のブログ

デジタル画像診断機器導入

 ここ数年、アナログのパノラマレントゲン撮影機器の調子が悪く、画質が汚れて仕上がってくるようになっていました。さらにこれまで撮影した膨大な数のフィルム保管場所問題も起きていました。私自体はアナログは嫌いではないのですが、この2つの問題を解決すべく、今回CT撮影も可能なデジタルパノラマレントゲン撮影機器を導入しました。今後は被曝量の問題も含めて効率化が図られていくことでしょう。しかし経験上、便利になればなるほど機器が増えれば増えるほど、間違いなく故障が増えます。これは痛いほど実感しており、覚悟しなければなりません。

 大きな範囲(口腔内全体)を撮影するパノラマ写真に対して、小さな範囲をより詳細に撮影するデンタルレントゲン写真に関しては、まだデジタルよりもアナログの方が綺麗だと私は考えていますので、今回デジタル化はせずにこれまで通りとしました。そのため、アナログフィルムの現像機(緑矢印)やそれを映し出すシャーカステン(緑矢印)と同時にデジタル画像を表示するPC(赤矢印)が混在する光景となりました。いつかはデンタルレントゲン写真もデジタル化だと思うのですが、私の中では「今ではない」なのです。